活用事例

神奈川工科大学

マイクロソフト オフィス スペシャリストの取得をスキルアップのきっかけに

【取材ご協力】情報学部情報メディア学科 教授/佐藤 尚さん、
非常勤講師 ITエクステンションセンター 講座事業課 課長/青木 光好さん
活用事例の詳細インタビュー(PDFファイル 266KB)


2008年の春に新設された『KAIT工房』。
ガラス張りの明るい外観で、広さは約2,000㎡(606坪)

学生一人ひとりの個性と創造性を重視した少人数教育を理念に掲げ、「問題発見解決型エンジニア」の育成を目指す神奈川工科大学。同学では、2006年より、関連施設のITエクステンションセンターでマイクロソフト オフィス スペシャリストの講座と試験を開始、2008年からは大学のキャンパス内でも『資格取得プログラム』のもと、マイクロソフト オフィス スペシャリストの講座を実施しています。
神奈川工科大学における本資格試験の活用について、ITエクステンションセンター講座事業課課長で神奈川工科大学講師 も務める青木光好さんと情報学部情報メディア学科の佐藤 尚さんにうかがいました。

マイクロソフト オフィス スペシャリストを導入した経緯を教えてください。

他大学においても、Microsoft Office Specialistの対策講座や学内での試験を行っている事例が多数あり、社会的なニーズが高いと考え、当校でも環境や人的資源が整った2006年に試験会場登録をしました。当初は、夏休みと春休みに5日間の短期集中講座を開講しました。現在、ITエクステンションセンターの対策講座は、Microsoft Office Specialistのスペシャリストレベルと、Microsoft Certified Application Specialist(MCAS)のWord、Excel、PowerPointが中心ですが、希望者がいれば、Microsoft Office Specialistのエキスパート レベルやAccessの講座も実施しています。また、受講者の割合は一般の方と学生は7:3ほどです。(青木さん)

2008年から情報学部で実施している『資格取得プログラム』とはどういったものですか?

学生の資格取得支援のために実施しているプログラムで、秘書検定や日商簿記検定、FP技能士などのさまざまな資格対策講座を学内で開講しています。そのなかにマイクロソフト オフィス スペシャリストの講座も含まれています。『資格取得プログラム』の講座は、受講料が外部の講座より安く設定されていて、しかも学校の授業後に移動せずにダブルスクールのようなかたちで勉強できるので、学生には大きなメリットがあります。さらに、合格した学生が「合格認定証」を教務課に提示すると、受験料の同額が支給されるという特典もあります。(青木さん)

ITエクステンションセンターと学内で開講されている講座の違いは?

資格を取得した学生がアドバイザーとなり、授業中あるいは授業後の問題演習に参加し、受講生の疑問に答え、互いに議論するなかで実力の向上を計るというシステムです。マイクロソフト オフィス スペシャリストでは、講座終了後5回にわたって模擬問題の演習会を実施しましたが、その演習日程の計画・運営・指導はアドバイザーが行いました。スキル習得に関しては、講義担当の先生の存在も重要ですが、学生同士もまたいいんですよ。実際に受験経験のある学生から、勉強の仕方から学習ポイントまで、受講生も気軽に聞けますから。アドバイザーを務める学生も、取得した資格が、早速活かせるので張り切って取り組んでいます。

学生が、本来もつ能力を最大限に引き出し、将来の夢や希望を実現する手段としての資格取得をサポートしていくのが自己開発センターの役割です。本センター初代所長の佐久間亘さんが掲げた、“資格は意欲と実力の証明である”という考えに沿い、これからも資格への挑戦者と合格者をさらに増やしていきたいと思っています。

Office系のソフトの有用性についてどのようにお考えですか。

多くの学生が、将来ITに関わるような仕事に就きますが、どのような企業に入ってもOffice系のソフトは必須。プレゼンのためにPowerPointを使う、文書をWordのようなソフトウェアで書くというのが当然になっていますからね。だから学生には、日頃から基本的なツールとして使いこなせるようにと言っていますし、卒業時には、最低限備えておくべきスキルだと思っています。(佐藤さん)

資格を取得することで初めて得られるメリットは?

「Wordはできますか?」と聞かれたときに、自信をもって「できます」と言える。資格を取得しているということは、そのソフトウェアのもつ機能を総合的に理解している証になります。また、資格を持っていない人は、使えれば便利な機能を意外に使いこなせていないことが多いです。実際に対策講座で、「この機能を使えばこういう便利なことができるよ」と説明すると、“今まで何をやっていたんだろう”と再認識する学生も少なくありません。また、学生は、一つの資格に合格すると次もチャレンジする傾向が強いので、スキルアップのためのきっかけになるようです。(青木さん)

最近は、試験に慣れていない学生が多いように思います。合格ラインに達するためのプラスアルファの勉強が足りない。コツさえつかめばクリアできるんですが・・・。そうした試験勉強に対する取り組み方をマイクロソフト オフィス スペシャリストなどで経験して、“やればできるんだ”と、実感してもらいたいと思います。情報系では、国家資格やプログラミングの資格もありますから、そのような資格にチャレンジするきっかけとしても、マイクロソフト オフィス スペシャリストは最適だと思います。(佐藤さん)

※「Microsoft Certified Application Specialist(MCAS)」は、2010年6月より「Microsoft Office Specialist(MOS)」へと名称変更されています。

※記載内容は2008年11月インタビューしたものです。

【学校情報】

神奈川工科大学
所在地:神奈川県厚木市下荻野1030番地
学生数:4,796人 (2008年4月現在)

1963年、前身である幾徳工業高等専門学校開校。1975年、幾徳工業大学開学。1988年に神奈川工科大学に改称。1989年、大学院を開設。現在、工学部、創造工学部、応用バイオ科学部、情報学部の4学部10学科を設置。「学力にあった少人数基礎教育」「創造性・知的好奇心を育む体験型教育」「得意分野を伸ばす個人指導」「完成と国際性を涵養するコミュニケーションの促進」を教育方針として、「問題発見解決型エンジニア」の育成に力を入れている。

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