2005年8月13日(土)、世界各国の学生が Microsoft Office SpecialistのWordとExcelのスキルを競い合う「Microsoft Office Specialist世界学生大会2005・決勝戦」が、米国フロリダの『ディズニー・コンテンポラリー・リゾート』で開催されました。
今年は世界41か国から約25,000人の学生がエントリーし、地区、国、地域での予選大会を経て各国代表となった14歳から45歳までの計36名のチャンピオンが、フロリダ・オーランドでの最終決戦に臨みました。日本からは、藤田貴洋さん(穴吹コンピュータカレッジ情報ビジネス学科)と深山亜紀さん(青山学院高等部1年)が参加しました。
当日は、朝9時から夕方5時半まで、4セッションに分かれてチャンピオンを決定するための試験が行われました。試験前は、テキストを見直している学生、他国のチャンピオンと談笑する学生、付き添いの人と直前まで対策を話し合っている学生とさまざまでした。今年は、大会用に特別に用意された問題が出題され、試験を終了して会場から出てくるとほとんどの学生から「思ったよりも難しかった」との声が。しかし、長丁場を終えて、みな一様にホッとした表情を浮かべていました。また同日は、試験と並行して各国チャンピオンの写真撮影と、『自分にとってのオフィス スペシャリストとは』というテーマでインタビューのビデオ収録も行われました。
翌日の夜には結果発表と祝賀会が華やかに催され、Excel部門にはジュネーブ大学で経営管理学を学ぶスイスのレミー・ブシェラーさん(20歳)、そしてWord部門にはロンドンのワトフォード・グラマースクール10年生のイルファン・ミストリーさん(15歳)が“世界チャンピオン”として表彰され、4,000ドル相当のプライズ・パッケージ(Dellラップトップ・コンピュータ、HP iPAQパーソナル・デジタル・アシスタント、Samsungポータブル・メディアセンター、マイクロソフトXboxゲームシステムなど)がマイクロソフトより贈呈されました。
去る7月9日(土)、弊社併設のオデッセイ テスティング センター丸の内にて2005年 「Microsoft Office Specialist世界学生大会 2005」 日本地区大会が開催されました。
事前にご登録いただいた2,000名近くの応募者の中から、Word、Excelそれぞれ 上位10名 が選抜。精鋭が揃った本大会はさすがに高レベルでの戦いとなりましたが、その接戦を制しチャンピオンの座を獲得したのは、 Word部門が穴吹コンピュータカレッジの藤田 貴洋さん、Excel部門が青山学院高等部の深山 亜紀さんでした。
表彰式および祝賀パーティは、有楽町のシーフードレストラン「マリンクラブ日比谷」にて開催され、藤田さん、深山さんのお二人には、日本チャンピオンの表彰状のほか、フロリダ往復航空券の目録、およびご協賛いただいた出版3社より提供の認定教材が賞品として贈られました。なお、チャンピオンになったお二人には、8/12~16にフロリダ州オーランドで開催される「世界大会 決勝戦」に出場していただき、各国の代表とその腕を競い合っていただきます。
今回の日本地区大会には、全国各地の幅広い層の学生の皆さまから多数のご応募をいただきました。そして、その中より選抜された出場者の方々からは「大変良い経験となった」「自信がついた」という声をいただき、弊社としては嬉しい限りです。このような貴重なご意見やご感想を十分に活かし、ぜひ次回へとつなげていきたいと思います。