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2021年11月9日から11日、全世界をアジア・パシフィック、欧州・中東・アフリカ、アメリカ大陸の3つのエリアに開催日時を分けて「MOS世界学生大会 2021」オンライン決勝戦が開催されました。
日本代表は、11月10日(水)(日本時間)のアジア・パシフィックから参加し、その結果、日本代表の小宮山 正晴さん(早稲田大学大学院 人間科学研究科 1年)がPowerPoint 2016部門で世界第1位を獲得。歴代日本代表のPowerPoint入賞は初となります。
また、中園 愛美さん(福岡県立八幡高等学校 2年)がExcel 365&2019部門で世界第1位を獲得。高校生の日本代表が決勝戦で入賞するのは、中園さんが初めてです。Excel日本代表が世界チャンピオンになるのは、2010年以来11年ぶりのこと。また、一度の大会で2人の日本代表がチャンピオンになるのも初めてです。
今大会は、世界108カ国のべ20万人を超す学生がエントリーし、日本代表は、決勝戦へと勝ち上がった33カ国160名の各国代表精鋭とエクセル、パワーポイントの決勝戦専用のオンライン試験に挑戦。
初のオンライン試験は従来の問題形式とは大きく異なり、試験時間も3時間30分の長時間。加えて、アプリケーションのスキルのみでなく、データの分析スキルや代表自身の意見も求められる課題制作型の試験でした。そのような難しい状況のなかで、2名の世界チャンピオン誕生は大変素晴らしい結果です。
入賞できるとは思っていなかったので、とても驚きました。でも、徐々に実感が湧いてきて嬉しい気持ちでいっぱいです。今までの努力が報われたようで、頑張ってきて本当に良かったと思います。
オンライン決勝戦ではありましたが、「日本代表として世界大会に出場する」という誇りを胸に、一生懸命エクセルの勉強に励みました。なかなか理解できずスランプに陥った時もありましたが、その都度しっかり前を向いて問題に取り組んできました。その成果が、「世界チャンピオン」という素晴らしい結果をもたらしてくれたと思っています。
今回の経験は、私のこれからの人生できっと大きな勇気や力になると思います。
入賞することは叶わず悔しい結果になりましたが、日々積み重ねてきた結果なので、しっかりと受け止めたいです。この大会を通じて得られた知識や思いを、今後の自分の成長につなげていきたいと思います。
また、学生生活の最後に、決勝戦の舞台に立たせていただけたことを誠に嬉しく思います。応援してくれた皆様のおかげです。本当にありがとうございました。
来年からは1人の社会人として働くことが決まっているので、仕事をしていく上で、エクセルで学んだ知識を使ってデータ分析や自動化をするなど、業務の効率化に活かしていきたいと思います。
たくさんの方のご期待に沿えられなかったことは少し残念ですが、妥当な結果であると感じ、心穏やかに受け入れています。
世界と戦うことってすごいことなのだと思いました。私は大会中、プレッシャー以上に自分の「楽しい」という感情を強く感じていました。本大会では、言葉では言い尽くせないほどのたくさんの素敵な経験ができました。たくさんの素敵な出会いがありました。
私にとってパワーポイントは「見ている人をワクワクさせるためにデコるもの」です。そのため、私はいつも「パワポを作る」ではなく、「パワポをデコる」と言っています。ただ純粋に、パワーポイントが好きです。「楽しかった」と先述した通り、本大会では楽しくパワーポイントがデコれたと思います。自分のスタイルで戦えたので、悔いはありません。
制作課題がどう評価されるかわからずモヤモヤした状態でしたが、結果を聞いて気分が一気に晴れました。自分の持てる知識やスキルを駆使して作り上げた成果物が最高の評価を得て、喜びを噛みしめています。日本人初のパワーポイント部門入賞と同時に、2010年にエクセルチャンピオンとなった早稲田の先輩からの「エンジのバトン」を受け継ぐことができたので、次へつなげることができればと思います。
世界第1位はパワーポイントスキルに加え、説得力のある意見を構築する力や、聞き手を惹きつけるデータの魅せ方を含めて評価いただけたのだと、大変大きな自信になりました。この経験を生かし、学業やビジネスシーンで、聞き手の心を動かすプレゼンができるようにしていきたいです。