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世界学生大会メディア情報

2011年8月8日
世界学生大会 イギリス代表のExcel 世界チャンピオンがイギリスのメディアに取り上げられました。

イギリスのExcel世界チャンピオンに、年収1,200万円の就職オファー

イギリス・ケンブリッジシャー地方のソートリー・コミュニティカレッジに在籍する15歳の生徒レベッカ・リックウッドさんに、人材育成会社のコース・アカデミー社(※1)から年収10万イギリスポンド(※2)の就職オファーがあった。「もちろん、彼女が卒業してから」だそうだ。
このオファーは先般、アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴで開催されたサーティポート社主催のMOS世界学生大会で、レベッカさんがマイクロソフトExcel 2007の世界チャンピオンになったことを受けて提示された。レベッカさんは、マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)という、イギリスではプロディジー・ラーニング社が配信しているMOSのExcelで全問正解し、イギリス国内の最高得点を出して決勝に出場した。大会では5科目に分かれてOfficeの操作スキルが競われる。今年は57カ国から22万8千人の学生のエントリーがあった。

イギリス・バースを拠点とするコース・アカデミー社のディレクター、ニック・フェローさんはこう語る。
「われわれの会社には1995年からExcelを教えているトレーナーが数人いますが、かなりがんばらないと彼女のような得点は出せないでしょう。当然のことながら、彼女がわれわれのチームに加わってくれたらすばらしい戦力増強になると思ったのです。」

レベッカさんの優勝は、「ピーターバラ・トゥデイ.co.uk」、「ザ・メトロ」などの新聞やBBCニュースなどでも報じられた。
レベッカさんは大会の優勝賞金として5,000ドルを獲得した。その賞金で、新しいフルートを購入したいそうだ。

他の4科目の世界チャンピオンとなったのは、台湾のリャオ・ユーシュアンさん(PowerPoint 2007)、日本の寺尾瑞希さん(Word 2007)、中国のチェン・シンさん(Excel 2010)、マレーシアのクレメント・ン・チュイン・チアットさん(Word 2010)だ。PowerPointは今年初めて大会科目に加えられ、上位3位をすべて女子学生が占める結果となった。
来年のマイクロソフト オフィス世界学生大会は、アメリカ・ネバダ州ラスベガスで開催される。

※1 コース・アカデミー・リミテッド社は、イギリス・バースにある各種スキルトレーニングのソリューション・プロバイダー。
※2 10万イギリスポンド = 約1,200万円(2011年度10月時点)

ZDNet (原文はこちらをご覧ください)