マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)取得のきっかけとは?
きっかけは、約2年半前の技術部門から総務部への異動です。長い間、ソフトウェアのエンジニアをしていましたが、総務部の仕事はいままでの業務とは別のスキルが必要とされ、大げさに言うとまったく異なる“世界”でした。かつては、総務部が用意したExcelのフォーマットに、数値や決められた事項だけを入力するだけでよかったのですが、今度は自らそのフォーマットを作成し、各データを集計・運用する部署で業務を進めていくことになったわけです。そこで、Excelを基本から勉強し直し、その勉強の成果を確認する腕試しのためにMOSを取得しました。
資格をとって良かったことは何ですか?
総務の仕事は、社員の勤怠管理、給与計算、出張精算の集計、物品購入から食事・交通費の管理など、多岐にわたっており、当社ではそのほとんどをExcelで管理しています。そこには、見たこともない関数やロジックが複雑に組み込まれていて、異動当初は、見た瞬間に驚愕し、「???」なことばかりでしたが、MOSを取得して日々Excelを活用しているいまでは、「そう、そう」と理解しながら日々の業務を行えています。
部署が変わり立場が変わったことで、総務部の先人や先輩方の苦労やExcelを使ったスキルの高さを改めて知ることができましたし、MOSは身についた実力を客観的に証明できる資格なので、今度は「エキスパート(上級レベル)を目指してチャレンジしてみようかな」と計画しています。
【2020年12月掲載】
※掲載内容は2020年11月取材時のものです。