マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)取得のきっかけとは?
30代の半ばになったせいか、「○○歳までにやっておきたいこと」という類の本が目にとまり、読んでみることに。その後、自分なりに30代でやっておきたいことを考え、そのなかのひとつに「資格取得」が挙がりました。 そこで、まずは第一ステップとして、日々の業務で使っているExcelの資格から取り組もうと思い、MOSの取得を目指すことにしたんです。
学習方法を教えてください。
練習問題や模擬問題も行えるMOS対策教材を利用しました。Excelは、仕事で日常的に使っているので、基本的なことは一通りできます。なので、試験対策は受験日直前の短期集中(1週間)とし、毎日、最低でも1日2時間は勉強する時間をとりました。そこで留意したのは、1.「自分がすでに知っていることも、飛ばさずに一から勉強すること」、2.「普段、自分が使わない関数こそ何度も反復学習すること」、3.「模擬問題で間違ったところは、自分が納得できるまで理解を深めておくこと」の3点です。
資格を取得して良かったことは何ですか?
“自分の能力や知識がある証”として証明できるものが増えた嬉しさに加え、MOSの勉強を通じて、新たなやり方やいままでまったく知らなかったExcelの知識が増えた点がとても良かったです。
というのも、職場で私は、学生の就活を支援する部署で各種の就職データの分析と施策の立案・実施を担当しています。毎年、何千人単位のデータを過去データと併せて検証していくのですが、MOSで習得したスキルで、データ抽出などの時間の短縮化が可能になりましたし、細かなミス回避もできるので正確性も上がりました。
次の資格としては、ITパスポートや情報セキュリティマネジメント試験、ビジネスマネージャ検定試験やFP等にも挑戦したいと考えています。そして将来的には、MOSやFPなどの社会に出てから役立つ資格の対策講座を学内で開講して、私自身が講師として学生のスキルアップをサポートしていきたいと思います。
【2021年3月掲載】
※ 掲載内容は2021年3月取材時のものです。