マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)取得のきっかけは?
数年前から、勤務先の昇格要件に各種資格の取得が盛り込まれてきました。なかでもMOSはパソコンスキルを測る資格として推奨されており、自然と誰もが注目する資格になりました。私自身も、これまでWordとExcelを使ってはいましたが、ごく簡単な操作しかしたことがなかったため、「この機会にMOS取得を通じてしっかりと学んでみよう!」と考えたのが取得理由です。
学習方法を教えてください。
最初は対策テキストを購入して勉強をはじめてみたのですが、読んでもさっぱりわからなかったので、パソコンスクールに通うことにしました。平日の夜や土日の空いた時間を活用して通い続けた結果、最短2週間で取得できた資格(MOS Excel Expert、MOS Word Expert)もありました。
コロナ禍になってからは、パソコンを新調して自宅学習に切り替えましたが、最初のスクールでの学習経験によってうまくリズムを作ることができたので、当時の講師の先生方には大変感謝しています。独学に切り替えてからは、模擬試験を何度も解いて自分に自信をつけるのが合格への近道だと思いました。
資格を取得して良かったことは?
いままでぼんやりと知っていたことが、自分のなかで整理されて理解でき、Office製品を効率的に使えるようになったことです。
顧客データの管理業務では、会議や議題によって効果的な分析方法が異なるため、Excelスキルが役立っていますし、分析資料や報告書の作成がスムーズになったことで、より「伝わる」資料を作ることができるようになったと感じています。それと、わからないことが出てきても、MOSで覚えた基礎知識によって、どう言語化して調べればよいのかもわかるようになりました。こうして新しい知識の習得にも一役買っていますし、MOSに合格した後も資格取得のために勉強したことが活きています。
【2022年1月掲載】
※ 掲載内容は2022年1月取材時のものです。