マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)取得のきっかけは?
定年退職後の生活のなかで、自宅周辺を散歩する時間を持っていたのですが、散歩コースの途中にあったショッピングセンター内のパソコン教室で、「マイクロソフトの資格を取得しよう!」というポスターに目が留まりました。何の資格かよくわかりませんでしたが、パソコンは、以前働いていたときにメールを確認したり仕事のやり方を簡単な文章にする程度しか使っておらず、「もう少し、上手く使えるようになりたい・・・」という思いがあったため教室で習うことに。
一日2時間、週2回のレッスンは趣味的なのんびりしたものでしたが、1年が経過する頃に先生から、「次のステップとして、資格にチャレンジしませんか?」とお声がけいただきました。その言葉に背中を押され、MOS取得に取り組むことにしたんです。
取り組んでみていかがでしたか?
まずはWord取得を目標に、教室でのレッスン以外に自宅でも毎日続けて最低1時間は勉強しました。また、初めてのMOS受験は、朝から風呂に入って心身を清め、試験直前まで復習問題を繰り返し解いたうえで本番試験に挑みました。周りを見渡すと受験生は私よりも若い世代ばかりで、最初は気後れしましたが、実際に試験がはじまると意外にもスイスイと問題を解くことができました。試験終了直後はいくつか間違えたところが気になり、「ダメか・・・」と諦めていましたが、なんと869点で合格! モニターに表示された“合格”の文字を見て、いままでの勉強の努力を噛みしめました。
資格を取得して良かったことは?
いまは、とにかく嬉しくって嬉しくって喜びに浸っています。持っている資格といえば運転免許ぐらいで人に自慢できるものはありませんでしたが、息子からも『良く合格したなぁ』と感心されました。
今回、ひとつの壁はクリアしたので、次はエクセル、パワーポイントと新たな目標ができました。さらにエキスパートと、先はまだまだ長い・・・。現在は、個人事業者として不動産管理の仕事をしていますが、パソコンが使えるようになったことで起業しようと考えているので、これからも健康と脳活にと頑張っていきます。
【2022年2月掲載】
※掲載内容は2022年2月取材時のものです。