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Word、Excel®️、PowerPoint®️などの利用スキルを証明する資格マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)

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資格は、その道の専門家たちが、これだけは知っておいてほしいと考えるところを、カタチにしたものです。オデッセイ コミュニケーションズは、さまざまな分野の専門家たちと協力して、時代が必要とする資格を、皆さんにご提供していきます。新しい資格を取得することで、新しいキャリアを、そして新しい日本を、切り開いていこうとする人たちを、オデッセイ コミュニケーションズは応援しています。

MOSを運営するオデッセイ コミュニケーションズが制作した「オリジナルMOS対策動画」

教育機関の活用事例

MOS

金沢工業大学

「資格は意欲と実力の証明」のスローガンのもと
学生の資格取得をトータルにサポート

【取材ご協力】金沢工業大学 自己開発センター 所長/堀岡 雅清さん

活用事例の詳細インタビュー(PDFファイル 208KB)

教育、研究、サービスの卓越性を追求し、「自ら考え行動する技術者」の育成に力を入れる金沢工業大学(K.I.T.)。
同学では、自己開発センターの主導で2008年にマイクロソフト オフィス スペシャリストを導入し、初年から約400人を超す多くの合格者を出しました。
自己開発センター所長の堀岡雅清さんに、導入の経緯や指導体制などについてうかがいました。

学内で、資格対策講座や受験に取り組む在学生の皆さん

マイクロソフト オフィス スペシャリストを導入した経緯を教えてください。

K.I.T.では、本学卒業生から在学生宛にメッセージをもらうのですが、2007年度の卒業生からのメッセージのなかに、『社会に出て会社に入ると、どんな仕事をするにしても、Excel、Word、PowerPointが不可欠。これらの資格は、在学中に取得したほうが良い』という提言がありました。また、厚生労働省が行った企業アンケート※によって、情報技術分野における「就職する際に有利になると思われる資格」という項目のなかで、企業から選ばれた資格の1位がMicrosoft Office SpecialistのExcel、そして、2位がWordであることを知りました。

こうした情報に加えて、検討を重ねる過程のなかでは、情報系や電気系の学科のさんからも、『授業で学んでいる内容を、より体系的に利用するためにも、Excelの表計算やデータ処理などは工科系の本学学生には特に有用』との意見が寄せられたこともあって、この試験の導入を決めました。2008年は、3月、7月、11月と、3回の講座と試験を実施して、計400人あまりの学生が合格しています。

マイクロソフト オフィス スペシャリストの有用性についてどのようにお考えですか。

K.I.T. では、全学的な情報教育に力点が置かれており、1995年からは全学生が入学時よりノート型パソコンを携帯して通常の授業で使っています。そして、その利用法を学ぶ科目として、「コンピュータ基礎演習」「コンピュータ演習」(5単位)が全学1年生の必修科目として開講されています。

しかし、学生が就職活動を行う際には、学んだことを知識として持っているだけでなく、資格として証明できることが重要です。2007年度の、4年生の職業指導の講義の一部を担当したときに、資格に対する思いを学生に書いてもらったのですが、そのなかに、『志望企業への面接の際に、面接官から“取得した資格は何もないんですね“と問われ、子供の頃からパソコンに触れてきたことや使えることを繰り返し伝えたが、資格がないということで落とされた。自分ができることを相手に納得してもらうためには、客観的に証明できるものが必要なんだということを身にしみて感じた』という内容があり、これに類似する意見はほかにもありました。実際に、この学生のケースが、資格がないことが採用されなかった理由かどうかは不明ですが、やはり、学んだことを“資格化”しておくことは大事だと考えています。

資格を取得した学生がアドバイザーとして参加する
ユニークな指導体制を取り入れているそうですが?

資格を取得した学生がアドバイザーとなり、授業中あるいは授業後の問題演習に参加し、受講生の疑問に答え、互いに議論するなかで実力の向上を計るというシステムです。マイクロソフト オフィス スペシャリストでは、講座終了後5回にわたって模擬問題の演習会を実施しましたが、その演習日程の計画・運営・指導はアドバイザーが行いました。スキル習得に関しては、講義担当の先生の存在も重要ですが、学生同士もまたいいんですよ。実際に受験経験のある学生から、勉強の仕方から学習ポイントまで、受講生も気軽に聞けますから。アドバイザーを務める学生も、取得した資格が、早速活かせるので張り切って取り組んでいます。

学生が、本来もつ能力を最大限に引き出し、将来の夢や希望を実現する手段としての資格取得をサポートしていくのが自己開発センターの役割です。本センター初代所長の佐久間亘さんが掲げた、“資格は意欲と実力の証明である”という考えに沿い、これからも資格への挑戦者と合格者をさらに増やしていきたいと思っています。

※出典:『企業が若年者に対して求める能力要件に関する調査研究事業報告書』(2004年5月) 厚生労働省が行った三菱総合研究所への委託調査結果より

※記載内容は2008年11月インタビュー、2009年2月追加取材したものです。

学校情報

  • 金沢工業大学
  • 所在地:石川県石川郡野々市町扇が丘7-1
  • 学生数:6,903 人(2008年5月1日時点)

「人間形成・技術革新・産学協同」を建学の綱領として1969年に開学。現在は、工学部(機械工学科、ロボティクス学科、航空システム工学科、電気電子工学科、情報通信工学科)、情報学部(メディア情報学科、心理情報学科、情報経営学科、情報工学科)、環境・建築学部(環境土木工学科、建築学科、環境都市デザイン学科)、バイオ・科学部(応用バイオ学科、応用化学科)の4学部、14学科で構成されている。
大学院、金沢工業高等専門学校などを併設。

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