資格は、その道の専門家たちが、これだけは知っておいてほしいと考えるところを、カタチにしたものです。オデッセイ コミュニケーションズは、さまざまな分野の専門家たちと協力して、時代が必要とする資格を、皆さんにご提供していきます。新しい資格を取得することで、新しいキャリアを、そして新しい日本を、切り開いていこうとする人たちを、オデッセイ コミュニケーションズは応援しています。
MOS
「実務に直結、資格取得のための基礎スキルの習得、合格による自信」
全学部全学科1年生にMOS取得を推奨、大学の活性化につながる
ビジネス誌において、「20代~30代のやっておけばよかった資格」として各世代の上位3位以内にMOS資格がランキングされていました。このことからも就職先で実務に直結する資格として全学部全学科1年生を対象に、まずはMOS取得を推奨しています。
明確な「合格」という目標に向け、必要な勉強時間を授業時間外で確保し、授業や実験の場で実際に使用しながら、学び続け、試験を受験し合格する。
この過程が学生に達成感と自信をつけさせ、次のステップアップのための資格取得に向け、行動を起こすきっかけを促す好循環を生み出しています。「実務に直結、資格取得のための基礎スキルの習得、合格による自信」これらの要素から1年生よりMOS資格取得を採用しています。
メディアコミュニケーションセンターが担当する「コンピュータリテラシー」の授業内では1年次に入門レベルのICT(情報通信技術)関連の資格取得を推進しています。学内では、表彰制度もありMOSをはじめICT関連の資格を取得した1年生に「学長奨励賞」が授与されています。
また、資格対策講座としてMOS講座を導入しており、全学部全学年を対象に、大学在学中のMOS取得を推奨。
1年生はSpecialistレベルの取得を目指し、2年生以上はステップアップとしてExpertレベルやAccess®の資格取得までを推奨しています。2017年は783人、2018年は866人、2019年は1042人と学内で挑戦する学生が増え続け、それに伴い合格者も増加しています。MOS 1科目を講座受講し合格した学生には、勉強習慣と試験合格へのポイントを覚えている内に、独学でも他科目に挑戦するよう促しています。マイクロソフト オフィス スペシャリスト マスターを取得する学生も多く、取得後は資格学習支援センターへ報告してもらい、表彰状を渡し学生が達成感を実感してもらえるようにしています。
さらに他の情報系資格を取得する前に基本的なデータベースの知識を身につけて貰うため、資格取得相談の際は、Excel🄬やAccess🄬講座を受講するよう推奨しています。
MOSを導入した効果として、まずは大学の活性化につながっています。MOSを実施する大学・短期大学の中から試験数上位10校を表彰する「オデッセイアワード」に2017年より3年連続10位以内に入賞。
2017年3位、2018年10位以内、2019年3位となります。また「MOS世界学生大会」に挑戦するため日本大会に進んだ学生もいます。
実際にMOSを取得した学内での活用について確認したところ「 Excel🄬で実験結果を表にまとめグラフにし、Wordでレポートにまとめ、PowerPoint🄬で発表する」と実際に授業内で習得したスキルをアウトプットすることでより定着し、スキルアップできていると聞いています。
「MOS取得をきっかけに学生生活をより充実させるサポートをすること」を目標に取り組んでいきます。まずは今後も全学部全学科を対象に、1年生よりMOS取得を推奨し、大学生活で実際に活かすことでスキルの定着を行い、就職活動に自信をもって臨んでもらえるよう学生に伝えていきます。学生には単に合格するだけではなく、大学生活はもちろん社会人になった後も常に使える実用的なスキルとして、自身の武器にすることを目標にしてもらいたいからです。また、合格を通して、目標のために自分の時間を使い、勉強する習慣を身に着け、やり遂げたことによる自信を学生にもってもらうことで、他の活動に対しても積極的に取り組み、大学生活をより充実できるサポートをしていきたいと考えています。
「全学部で情報教育を進化させ、AI・IoT時代の新たな実学をめざす」2021年、学園創立80周年、大学としては60周年を迎える。本学園は戦前の1941年に創設された無線技術を学ぶ東亜電気通信工学校を起源とし、他大学に先駆けて、実学を身につけた有為な人材を育成することを目的に建学された。
今後はAIやIoTの活用が急速に進展する世の中で原点でもある情報教育をより一層発展させ、学生に、社会に、その知識と技術を広く還元していく。この先も、目立つ大学より役立つ大学として世の中に貢献していきたい。さらなる実学を発展させる、新生・大阪電気通信大学にご期待ください。