資格は、その道の専門家たちが、これだけは知っておいてほしいと考えるところを、カタチにしたものです。オデッセイ コミュニケーションズは、さまざまな分野の専門家たちと協力して、時代が必要とする資格を、皆さんにご提供していきます。新しい資格を取得することで、新しいキャリアを、そして新しい日本を、切り開いていこうとする人たちを、オデッセイ コミュニケーションズは応援しています。
MOS
短期間で資格を効率的に取得したいという学生のニーズに合致し、
学部学科、学年問わず毎年150名以上が受講
本学では、社会で必要とされているスキルのうち、「Word」「Excel」「PowerPoint」を自在に使う力は必要不可欠なスキルととらえ、情報リテラシー教育を推進しています。Microsoft Office Specialistは、それらソフトウェアを使いこなすスキルの客観的な証明になる世界共通の資格であり、また、試験は大学のパソコン教室での実施が可能ということもあり、2000年から今日に至るまで導入・実施しております。
Microsoft Office Specialistをはじめとする情報関係の資格取得講座を通年で実施しています。この講座は、学生が正課授業との両立ができるムリ・ムダのないスケジュールで開講しています。また、夏期・冬期に限定された特別プログラムとして、約1週間で完結させる短期集中講座を開講しており、学部学科、学年問わず毎年150名以上が受講します。
これは、短時間でMicrosoft Office Specialistの資格を効率的に取得したいという学生のニーズに合致しているものと考えています。また、講座期間中は講師との連携を図り、講座全体の進捗状況を相互に確認し、各学生の習熟度に応じて適宜必要なサポートを行っています。
さらに、本学には学生の努力を奨励し、学習意欲の更なる向上を図ることを目的として特定の資格を取得した学生に対して奨励金を給付する「キャリア・アップ支援奨励金」制度があり、Microsoft Office Specialistはスペシャリスト、エキスパート共に給付の対象になっています。
資格を取得した学生から「授業で出された課題を素早く作成する力がついた」「授業の理解をより深めることができた」など学んだことが実践で活きたという声を多くいただいています。特に就職活動においては、学生時代に力を入れたことのひとつに資格取得講座を通し何を学び、できるようになったことは何かをアピールする学生も多くいます。
昨年度は資格取得講座を通して、Microsoft Office Specialistの合格者が300名以上となり、合格した卒業生から「資格を学生時代に早期に取得できたため、入社後の書類作成時やプレゼンテーション時に役立っている」との話を聞くこともできました。Microsoft Office Specialist試験の導入効果が、様々な場面で確認できています。
Microsoft Office Specialist講座受講者の割合は本学全体でみるとまだまだ低いのが現状です。
「Word」「Excel」「PowerPoint」を自在に使う力は、情報リテラシー教育の中でも非常に重要であることから、より多くの学生に学んでいただけるよう、資格取得講座の開講時期や回数等を適宜見直していきたいと考えています。また、学生には資格の取得をゴールとしてとらえるより、なりたい理想像に近づくための重要なステップとしてとらえていただけるよう、モチベーションを高めるような説明や取組みも必要だと感じています。
10学部22学科、大学院5研究科からなる、地域に密着した総合大学。建学の理想「産学一如(産業と大学は車の両輪のように一体となって、時々の社会のニーズを満たすべきである)」の実現に向け、実践的教育、地域に根ざした研究・社会貢献活動に取り組む。教職員数598名、学生数:10,691名(令和2年5月1日現在)