2010年8月8日~10日(現地時間)、「Microsoft Office 世界学生大会 2010」決勝戦がアメリカで開催され、世界各国から選出された学生がWord・Excelの利用スキルを競いました。
本大会には、世界54ヶ国から延べ11万5千人がエントリー。日本からは延べ2万5千人がエントリー、日本大会を勝ち抜いた代表5名が決勝戦へ。
その結果、佐志原 美潮さん(早稲田大学1年)が、みごと世界チャンピオンに輝きました。
残り4名の日本代表も大健闘しました。
日本大会の「各部門の受賞者」はこちらをご覧下さい。
日本代表は、試験直前まで日本から持参した対策テキスト・パソコンを使い、熱心に勉強していました。
その結果、大変優秀な成績を収めることができ、試験終了後も各国の学生と交流を深めるなど、貴重な体験をした日本代表のコメントをご紹介します。
日本では延べ2万5千人が参加した本大会の表彰式を6月21日(月)東京国際フォーラムで開催しました。
当日は日本代表5人を含む42人の受賞者が出席し、表彰状と副賞を進呈しました。
決勝戦に向けた日本代表のコメントや表彰式当日の模様をご紹介します。
日本女子大学 3年 中尾 円香さん(Excel 2007部門代表)
大学生活の中で自分の糧となるものを身につけたいと思い、MOS4科目取得を目標に勉強を始めました。そこで大会について知り、自分の可能性を試してみたいと思い大会に申し込みました。その結果、日本代表として選ばれ、驚きと同時に大変嬉しく感じています。これから決勝戦に向けて精一杯勉強して、日本代表として誇りを持って自分の力を全て出し切れるように頑張りたいと思いますので応援よろしくお願いいたします。
専門学校メトロコンピュータカレッジ 2年 岩里 潤慈さん(Excel 2007部門代表)
パソコンをもっと突き詰めたいと思いMOSを受験しました。早く周りの友人に追いつきたいという一心で、ほぼ毎日、放課後も学校に残り勉強を続けました。努力の結果が大会で出せたことが大変嬉しいです。決勝戦では、ベストな状態で臨めるようにもっと勉強し、日本代表として全力を尽くしたいと思います。また、世界の学生たちとの交流などから良い部分を吸収して自分自身も成長できると思うので今から楽しみです。
早稲田大学 1年 佐志原 美潮さん(Excel 2007部門代表)
大学入学を前に限られた時間を有効に使うことができないかと思い、パソコンスクールのインストラクターである母親の勧めもあってMOSを受験しました。対策テキストで独学し、分からないところがなくなるまで繰り返し問題に取り組みました。その結果、試験では短時間で高得点をあげることができ、日本代表にも選ばれ光栄に思います。決勝戦では日本代表という名に恥じないように今まで以上に勉強をして頑張りたいと思います。
岡山中学校・岡山高等学校 1年 奈佐 航己さん(Word 2003部門代表)
テレビのドラマで見たパソコンを意のままに操っている主人公のビジネスマンに憧れて、小学5年生の時から週1回パソコンスクールに通っています。この大会には、パソコンスクールの先生に紹介されて申し込みました。決勝戦に向けてしっかりと準備していきたいと思っています。一生懸命頑張りますのでどうぞよろしくお願いします。
学校法人柳商学園 柳川高等学校 3年 藤吉 志帆さん(Word 2003部門代表)
自分の夢に少しでも近づくために多くの資格を取得しようと思ったことがきっかけで、大会に申し込みました。入賞するために多くの模擬問題に取り組み、応用力をつける努力をしました。日本代表に選ばれた今はものすごい驚きと嬉しさ、不安もいっぱいですが、さらに応用力をつけて、日本代表として各国の代表と堂々と競えるように頑張りたいと思います。