マイクロソフト オフィス スペシャリストを受験されたきっかけを教えてください。
2000年にMicrosoft Office User Specialist(MOUS)を取得した後、転職した会社は、なんとパソコンさえ導入されていませんでした。そのため私は、「ゼロ」の状態からOfficeを用いた経理環境を構築しなければならないことに…。
しかし、悪戦苦闘することで、知らず知らずのうちにOfficeのスキルを習得。そこで、「せっかく身につけたものを証明したい!」という思いと、「新しいバージョンのOfficeにも対応できるようになりたい!」という思いから、Office 2003 Editionsバージョンでのマイクロソフト オフィス マスター取得を目指し、2006年2月から1カ月にわたりマイクロソフト オフィス スペシャリストへの再挑戦がはじまったのです。
取得されたスキルは、主にどのようなことで活用されていますか?
Officeのスキルを習得したことで仕事のスピードが向上し、会社の上司や同僚からの「こんなファイルを作ってほしい!」というリクエストにも応えられるようになりました。
でも、総務・経理として入社した現在の会社はパソコンを使う機会が少なく、仕事はもっぱら「電卓と赤鉛筆」という古風なスタイル。会社の規模は以前の勤務先より大きいはずなのですが、どうやら“会社の規模”と“オフィスのIT環境”は、あまり比例しないようです。
今後、「挑戦してみたいこと」はありますか。
マイクロソフト オフィス スペシャリストへの取り組みを通して得たものは、Officeのアプリケーションソフトの利用能力だけではありません。
私は、自分自身がOfficeのアプリケーションソフトを使うことで、どれだけ仕事が早く、かつ正確になるか身をもって体験しているので、「Officeを使えば仕事の効率がこんなに上がるんだよ!」ということを周りの人たちに伝えていきたいと思います。そのような考えをもてたのも、マイクロソフト オフィス スペシャリストへの取り組みがあったからにほかなりません。
【2006年7月掲載】
※掲載内容は2006年6月取材時のものです。