塚田 たけみさん (45歳)
群馬県 / 自営業
私が、マイクロソフト オフィス スペシャリストを受験しようと思ったきっかけは、現在の仕事の一部である保険業務のなかで、パソコン操作につまずいたことにあります。なにせパソコンに触るのは初めてで、電源の入れ方・終了のさせ方も知らず、家族に熟知しているものもいない。しかも、マニュアルを読んでもさっぱり理解できないというような状況でした。しかし、仕事は待ってはくれません。そこで、すがるような思いで、近所のパソコンスクールに通うことを決意しました。
スクールで、インターネットやWord、Excelなどの操作法を覚えていくうちに、「勉強して身につけたことを証明してみたい!」と思うようになり、2006年の1月、念願のWordとExcelのエキスパート レベルに合格。そして、この経験が効いたのか(?)、その後、マイクロソフト オフィス マスターを知った際には、「また頑張って取得を目指そう!」と思い至りました。しかし、それからが私にとって苦しい勉強に…。必須科目のPowerPointは、楽しみながら勉強できたためか短期間で合格できましたが、選択科目に選んだAccessは大変苦労しました。さすがに、2度目の不合格のときには、しばらく勉強にも身が入らず、「このまま挫折してしまおうか…」と何度もくじけそうになりました。が、何とか合格し、晴れてOffice 2003バージョンでのマイクロソフト オフィス マスターを取得しました。
40歳を過ぎて必要に迫られてはじめたパソコンなので、正直、最初はストレスだらけでした。が、少しずつ覚えていくうちに自然と楽しくなり、もっともっと知りたいという気持ちがマイクロソフト オフィス マスター取得という結果につながったように思いますし、最後まで諦めなくて、本当に良かったと実感しています。
今では、お客様に提出する書類作成にはWordを、住所録作成などにはExcelをと、身につけたスキルを仕事のいろいろな場面で活かしています。今後は、顧客管理や売上管理などで、苦労して覚えたAccessを活用していきたいと思います。
【2006年10月掲載】
※掲載内容は2006年9月取材時のものです。