マイクロソフト オフィス スペシャリストを取得しようと思った理由は?
ソフトウェア開発関連企業において、入社以来ずっと特定の製品の開発・保守という専門的な業務を行ってきました。そのため、常に付きまとうのは「いざ異動」というときに、どこでも発揮できるような汎用的なスキルをどれだけ身につけているのだろうか、という疑問と不安。そのような時にスキルの棚卸しをして目に留まったのが、Officeです。
Office自体は業務の標準ソフトとして使用してきていましたが、どれだけ使いこなせているのか証明する手段をもち合わせていない、という状況。しかし、マイクロソフトのホームページでマイクロソフト オフィス スペシャリストの存在を知り事態は一転。これを取得すれば他人に対して自分のスキルを証明できる、そう思い立ち勉強をはじめました。
資格を取得したことで、どのような変化がありましたか?
一番の収穫は、自分は汎用的なスキルを身につけていないのではないかという疑問や不安を払拭できたことによって、メンタル面での安定感が著しく増したことです。
また、最終的にマイクロソフト オフィス マスターまで取得したことで、自分は日常業務をこなしながらも常に新たなスキルを身につけることが可能なんだ、という自負も得ることができました。
資格を取得したことは社内にも公開しており、今ではWordやExcel、PowerPointの操作で困っている職場の方々から相談を受けるようにもなりました。
Office製品で、特に役立っている操作・機能は?
以前は、特段共有設定やセルの保護等を実施することなくファイルを共有して使用していたためにファイルの破損がたびたび発生し、その度にファイルを再作成しなければならないことがありました。
しかし、マイクロソフト オフィス スペシャリストへの取り組みにより、Excelのセル保護機能やファイルの共有機能、データ統合機能を組み合わせることでサーバー上に格納したファイルを破壊することなく安全に共有できる仕組みや、データを迅速に統合する仕組みを発想できるように。次に同じような機会があれば、Excelの機能を使用して安全にファイル共有環境を構築しようと思います。
【2007年6月掲載】
※掲載内容は2007年5月取材時のものです。