マイクロソフト オフィス スペシャリストを取得しようと思った理由は?
「パソコンは使えますか?」「はい」「本当に?」
主人が転勤がちなため、私もその都度短い期間で勤められる仕事に就いてきたのですが、面接のたびに繰り返されるそんな質問に対しては、最適な答えを持ち合わせていませんでした。
Excelで関数を用いてデータを集計し、表やグラフを作成。一方、Wordではオートシェイプやワードアートを配したマニュアルやポップ、チラシを作成したり…と、Officeには以前から親しんでいたのですが、「どれだけ使えるか」を証明するとなると「?」。
そこで、思いついたのがマイクロソフト オフィス スペシャリストの取得だったのです。
現在、Officeのアプリケーションソフトで特に役立っている機能は?
Wordの「スタイルと書式」の設定です。
わかりやすい文書を作成するためには、内容だけでなく見た目も重要。文書を作成する際には、目立たせるべきところは書式を変えたり、インデントを設定しているのですが、マイクロソフト オフィス スペシャリストの勉強でこの機能を習得するまでは、1カ所ごとにフォントの書式設定や段落の設定を開いては書式を変更するという無駄な手間をかけていました。
しかし、一度書式を設定してしまえば、何度も同じ操作を繰り返すことなくワンクリックで済ませられる「スタイルと書式」をマスターしてからは、文書作成のスピードが格段に上がりました。
資格を取得する前と後ではどのような変化がありましたか?
以前は、ExcelとWordそれぞれのメニューの半分程度しか使えませんでしたが、マイクロソフト オフィス スペシャリストの勉強によって、自力で習得しようとメニューをクリックしても理解できなかったExcelの「統合」や、Wordの「差込み印刷」をはじめとする多くの機能をほぼ完全に習得。業務に活用しています。
「手間ひまかけてやっていたことがこんなに簡単にできるなんて!」という感動と、「今までの手間はなんだったんだ…」というショックを同時に味わいながら、Excel、Wordを使いこなせるようになったことを実感。
面接でのアピール材料になるだけでなく、スキルアップも果たせる。プラスになることばかりのこの資格を取得して本当に良かったと思います。
【2007年9月掲載】
※掲載内容は2007年9月取材時のものです。