マイクロソフト認定 アプリケーション スペシャリスト(MCAS)取得のきっかけは?
派遣会社が開催した「MCAS対策講座」を受講したことがきっかけです。現在私は、農協の金融共済部門で後方支援の業務についているのですが、各種データの取りまとめや報告にExcelを、実績データの入力にAccessを利用しています。そうしたなか、“もっと自分の使っているアプリケーションの機能を知りたい”という思いがあり、受講することを決めました。
取得のためにどのような勉強を行いましたか?
就業後の時間を使って、10回にわたって講座に通いました。講義時間の後はPC教室内で個人補習ができたので自分で模試を行い、自宅でも対策教材に沿って復習を繰り返しました。また、受講中のわからないことは、講師の方や受講した仲間と一緒に解決していきました。講座は2カ月ほどの間でしたが、ちょうど仕事が忙しく、残業が続いている時期だったので、自宅での勉強時間を作るのには苦労し、パソコンの前でいつの間にか眠ってしまったことも・・・。そのような状況だったため、予習はほとんどできませんでしたが、その分復習は頑張りました。
取得後の感想をお聞かせください。
資格取得後は、パソコンの操作に困った社員の方が、私にヘルプを求めることが多くなりました。ただ、就業先では、2003(Office 2003 Editions)を使っているので、「2007(2007 Office system)なら、もっとこうできるのに」とジレンマを感じるときがあります。それでも、勉強して習得したスキルは、現在の業務の効率アップに確実に役立っていますし、今持っている知識を、さらに仕事にフィードバックしていきたいです。また、MCASのほかの科目の取得や、VBAエキスパートにも挑戦し、就業先へのアピールに利用しつつ、将来的にはパソコンのインストラクターを目指していければと思っています。
「マイクロソフト認定 アプリケーション スペシャリスト(MCAS)」は、2010年6月より「マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)」へと名称変更しています。
【2008年11月掲載】
※掲載内容は2008年9月取材時のものです。