Excelエキスパートの資格取得の理由は?
きっかけは、就職活動のために出向いた派遣会社での求人情報です。私は、これまでずっと接客・サービス業で働いてきましたが、事務職へのキャリアチェンジを考え相談に行ったところ、“経験がなく、パソコンスキルも高くない”ということが就活のネックに。というのも、事務職の求人内容には、「Excelでのデータ管理」「Excelマクロを使える方」「ピポットテーブルでの集計業務」などの具体的な記述が大半・・・。私自身、これまでパソコンは補助的にデータ入力をやったことがある程度でしたので、ほぼ初心者でした。そこで、新しいキャリアに踏みだすための必須のスキルとして、マイクロソフト オフィス スペシャリスト(以下、MOS試験)のExcelエキスパート(上級レベル)の資格取得に取り組むことを決めました。
取得のための学習方法を教えてください
派遣会社から紹介されたパソコンスクールの説明会に参加して、“どうせやるなら、PowerPointやAccessなどの複数の資格を取得しよう!”と考え、マイクロソフト オフィス スペシャリスト マスター取得コースを選択・受講。勉強は、主にパソコンスクールから提供されたオリジナルの映像&テキスト教材を利用しました。現在も、週に3~4回は通って、1回につき平均して2コマ(1コマ:1.5時間)は勉強を続けています。
資格を取得して良かったことは何ですか?
まずは、パソコンを使うことに対する自信です。つい数カ月前まで、基本操作ぐらいしかできなかった自分が、Excelでのマクロ作成や異なる種類のグラフを1つのグラフに表示する方法などの、実際の仕事で使うためのスキルを一通り学びましたので、資格取得は次のステップに向かっていくための自信につながっています。それと、実際にパソコンスクールに通ったことで、若い人から高齢の方まで、さまざまな世代の方がスキルアップを目指して取り組んでいることを知り、“いくつになっても成長できる、学ぶって素晴らしい!”という気持ちを持てたことも大きな収穫でした。
講座終了後は、営業事務の仕事に就くための就活を進めていきたいと考えています。そして新しい職場では、これまでのサービス業のキャリアで培ったコミニュケーションスキルを活かしつつ、人と接しながら、一緒に働く方の意に適った各種の資料づくりなどに、MOS試験の資格取得で身につけたスキルを発揮していければと思っています。
【2013年8月掲載】
※掲載内容は2013年7月取材時のものです。