Excelエキスパートの資格取得の理由は?
事務職への転職のためです。これまで私は、自動車向け精密機械の部品を加工する製造職に就いていましたので、事務職は未経験・・・。そこで、転職・就活に備えて、“パソコンスキルを身につけるため、マイクロソフト オフィス スペシャリスト(以下、MOS試験)の資格は取っておいたほうがよいだろう”と思い、Excelエキスパート取得に取り組みました。
最初は、Excelスペシャリストの資格を取る予定でしたが、資格対策講座の説明を聞くためにパソコンスクールに出向いたところ、「より高度なスキルが身につくエキスパート(上級レベル)のほうが、就活時にアピールするためには優位ですよ」という話を聞き、“せっかく勉強するなら、より深い知識や高いスキルを習得しよう!”と考え、難しいほうの資格取得に切り替えました。
取得のための学習方法を教えてください
パソコンスクールの資格対策講座を利用して勉強しました。以前に、“費用もかからないし、自力でやっても何とかできるようになるだろう”と思っていたことから独学でのスキル習得を試みたのですが、実際に勉強してみると、わからない点が思いのほか多かったためスクールに通うことを決めました。
初めて本格的にExcelを触るので、まずは、市販の試験対策テキストと付属されていた模擬問題(CD-ROM)を使って、問題を何度も解くことからはじめました。その結果、自分の苦手な分野が見えてきたので、そこを攻略することに集中して勉強を進めました。具体的には、模擬問題を連続して5回行い、その直後にコマンド名と操作方法を箇条書きに書き出す。そのうえで、「模擬試験モード」で改めて問題を解き、そこで間違った箇所をマークして、その都度テキストに戻って復習する、というやり方を続けました。スクールの方には、自分一人の力でどうしてもわからないところだけを聞くように心がけましたが、マクロと関数は、自分が思っていた以上にてこずりました。そんなときは、スクールの講師の方が私の習得レベルに合わせて的確に教えてくれたので、効率的に理解を深めていくことができました。
資格を取得して良かったことは何ですか?
Excelエキスパートの試験に受かり、周囲の方には絶賛されましたし、履歴書にも取得した資格を自信をもって記入しています。さらに、スクールの方には、Excelエキスパート全体のなかから、事務として実際に働いたときに必要とされるであろう知識を教えてもらえたことも良かったと思っています。
その他MOS試験は、Wordエキスパートの資格も取得し、PowerPointの試験対策も行っていますので、今後はこれらのスキルを実際の職場で役立てられるよう就活に活かしていきます。
【2013年8月掲載】
※掲載内容は2013年8月取材時のものです。