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Word、Excel®️、PowerPoint®️などの利用スキルを証明する資格マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)

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MOSを運営するオデッセイ コミュニケーションズが制作した「オリジナルMOS対策動画」

マイクロソフトが語るMOS取得のメリット

マイクロソフトの認定資格部門を統括するシニア・ディレクター、ドン・フィールド氏がMOS取得の必要性やメリットについて、MOS試験を世界各国で配信するサーティポート社の社長レイ・ケリー氏とともに語ります。

マイクロソフトの資格試験は21世紀の労働市場とどのように関わってくるのですか?

レイ・ケリー氏(以下、Certiport): サーティポートとマイクロソフトのラーニング部門はともに、学生が学問を続けていくため、あるいは就職して仕事のできる社員になるための準備を整えるお手伝いをしています。われわれが配信している資格認定プログラムは、学生たちを他の学生たちと差別化し、彼らが次のステップに進むための準備を整えさせるものです。

ドン・フィールド氏(以下、Microsoft): われわれはこれまで、学生たちがマイクロソフト製品や技術に関するスキルを披露する機会に刺激を受け、意欲をかきたてられる姿を見てきました。認定資格は、学生たちが自信をつけ、また他の学生たちから自分たちを差別化するための方法なのです。

Certiport: 加えて、認定資格を取得してアプリケーションソフトの知識やスキルを身につけた大学生や高校生は、授業の内容にもっと注力できるようになります。つまり、(授業や課題のために使う)コンピュータの操作に時間や神経を費やさなくてすむ分、授業の内容そのものにより集中できるのです。

業界に認知された資格試験の意義とは?

Microsoft: 認定資格というのは、ある分野において必要条件とされるスキルをすでに持っている者と、まだスキルを持っていない者とを区別します。マイクロソフトは、さまざまな分野の認定資格を提供していますが、その中にマイクロソフトの技術者や開発者向けのものもあれば、MOSのようにマイクロソフトオフィスのアプリケーションの利用スキルに関するものもあるわけです。こういった資格を取得した学生は、市場で重視されるスキルを持っているといえます。資格認定によって、そのようなスキルを実際に持っていることが証明されるのですから。

Certiport: たとえば、無資格の医者、実際に医師免許をとった本人でない人に手術されたくはないですよね。認定資格というのは、どの業界にも存在するものです。IT資格もまた、他の業界の資格と同じくらい重要なもので、取得者の業務遂行能力を証明するものなのです。経営者であれば、従業員についてそのような確証がほしいですよね。

MOS試験について教えてください。

Certiport: マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS試験)はサーティポートがマイクロソフトから委託を受けて開発している試験で、マイクロソフトオフィスのアプリケーションソフトを使って一定の作業ができるというスキルを認定するものです。

Microsoft: マイクロソフト オフィスは産業界で最も広く使われているアプリケーションですが、ほとんどの人はその機能を活用しきれていません。ある調査では、機能のうち2割程度しか使っていないという結果が出ています。一方で、資格認定を受けた学生や社員は、さまざまな機能や活用法をよく知っています。その分、生産性が高く、よりよい仕事ができるということです。

資格取得者とそうでない者との違いは何ですか?

Microsoft: 私がお客様から聞く話では、認定資格の取得者はマイクロソフト オフィス製品の利用スキルについてより自信を持っています。勉強して認定を受けるプロセスを経ているからです。また、認定されたことを喜び、自分のやり遂げたことを他の人々にアピールするために、認定証を壁に飾る学生たちもいます。また、資格取得者は職場でもより生産的ですし、そういう強みを持っていることを自覚しています。
実際、この地域の、デンバー大学の学生のエピソードがあるのですが、この学生がある企業にインターンシップに行った時、その会社がそれまでアウトソーシングしていた仕事の一部を自分が何とかできることに気付いたのです。彼はMOS Excelの認定資格取得者だったので、Excelを使って社内でその仕事を処理するのに必要なExcelの知識を十分持っていたのです。そして、その会社の経費削減に貢献したわけです。資格取得の労をいとわなかった者たちにとって、こういったことは大変な自信や自尊心、満足感につながります。

MOS取得のメリットは何ですか?

Certiport: MOSが教職員や学生にもたらすメリットはたくさんありますが、たとえばマイクロソフト オフィスのアプリケーションの知識やスキルを持ち、それを認定された学生を輩出できるということがあります。別のところでも使える、基本的なアプリケーションの基礎をしっかりと身につけさせられるのです。

Microsoft: それに、授業での学習効率の向上や成果にもつながります。(前述のように)MOS取得者は、授業の内容の学習にもっと力を入れられるのです。たとえば統計が良い例です。統計を学ぶ学生は、すでにExcelが使えればExcelを活用した方がずっと効率的に統計の学習ができます。

Certiport: 最近、英語を教えている教授に、カリキュラムの一部としてMOS Wordを導入すべきだろうかと尋ねられました。英語の授業を受講している学生たちは、常にさまざまな文章を書いており、そのために主としてWordを利用しています。もしその教授がコースの中で学生たちにWordスキルを訓練させ、資格を取得させれば、学生たちの次のステップに役立つすばらしいスキルを身につけさせることになります。

※ 掲載内容は、2010年7月にコロラド州デンバーで開催されたISTE(International Society for Technology in Education、国際教育技術協会)展示会で行われたインタビューを要約したものです。

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