活用事例

和光大学

マイクロソフト オフィス スペシャリストは
企業に対して、パソコンが使えることを伝える資格


2010年3月に完成予定の新総合棟イメージ

一人ひとりの自由と意志を大切にする教育を掲げ、 多くの個性豊かな人材を輩出している和光大学。
同学では、就職活動支援の一環として、進路指導課の主催でMicrosoft Office Specialistの資格取得講座を開講しています。
進路指導部 進路指導課 課長の佐藤延介さんにお話をうかがいました。


Microsoft Office Specialistを導入した理由を教えてください。

当校の正規授業のなかにはコンピュータに関する授業もあり、そうした授業を受けている学生であれば、Office製品の各アプリケーションを使いこなせる学生も多いと思います。また、そのような授業を受けていない学生であっても、レポートや卒論などではWordやExcelを使いますし、先般も、進路指導課が学生と一緒に説明会に取り組む機会がありましたが、学生のほうから、「説明会の資料をPowerPointで作ってもいいですか?」といった質問が挙がるなど、日頃の学生生活のなかで普通に使っているんだと思います。しかし、“使える”ということ自体はかたちとして残りません。Microsoft Office Specialistは、その実力を資格としてかたちに表せますし、履歴書に記載すれば他者に伝えることも可能です。

それと、WordやExcelは、多くの企業で使われていますので、就職活動に取り組む学生が、自分が取得した資格の“売り”のひとつとして採用応募時や面接の際に伝えることも可能です。先日も、実際に履歴書に書いたら、「そこを、多少なりとも評価された」と言ってきた学生もいました。そんな声を聞くと、こちらとしても嬉しくなりますね。

資格取得に向けた指導体制についてお聞かせください。

実際の講座の運営は、外部のパソコンスクールに委託し、資格試験を熟知している専門の講師が大学内で指導にあたっています。講座はWord、Excelそれぞれ4.5時間×5日間で行われ、各5回が終わった後にMicrosoft Office Specialistの試験会場になっているパソコンスクールで資格取得のための試験を受けるというかたちを採っています。

学生にとっては、慣れた学内の環境で講座を受けられるという点が大きなメリットだと思います。また、Microsoft Office Specialistの学習方法に精通した専門の講師がきめ細かく対応してくれるので、「直接教えてもらえてわかりやすい」と、参加した学生にも好評なようです。Word、Excelそれぞれの講座の最終回に受ける資格試験の前には、講師の方に開始時間よりも早めに来てフォローアップいただいているため、講座への出席率の高さはもとより、講座終了後の学生の合格率はほぼ100%です。

2006年にスタートして、2008年度は初めて前期と後期の年2回の開催となったそうですね。

2008年春のMicrosoft Office Specialist資格対策講座には、2006年と2007年に比べて倍以上の申込みがあり、その際は、定員の関係で断らなければならない学生が出てしまったため、同年の秋にも講座を開講しました。

こうした動向を見る限りにおいては、Microsoft Office Specialistがどんな資格であるか、どういうふうに資格が活かせるのかということが学生に浸透しつつあるのではないかと思います。Microsoft Office Specialistという資格の需要は増えていると思いますので、今後も講座は続けていきたいですね。

※インタビュー内容は2008年9月時点のものです。

【学校情報】

和光大学
所在地:東京都町田市金井町2160番地
学生総数:3,377人

現代人間学部(心理教育学科、現代社会学科、身体環境共生学科)、表現学部(総合文化学科、芸術学科)、経済経営学部(経済学科、経営メディア学科)の3学部7学科で構成。 2010年には、金井町キャンパス内に、情報関係の教室や食堂、コンベンションホールなどが入る新総合棟が完成予定。

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